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2021年3月20日土曜日

春分の日とお彼岸

本日春分の日を迎え
毎日暖かくなって参りましたが
みなさまいかがお過ごしでしょうか?

春分は、昼と夜の長さが等しくなり
本格的な春の到来を告げる日と考えられています。

そしてお彼岸の中日にあたります。
春分の日を中日として前後3日
合わせて7日間を「彼岸」と言います。


「彼岸」は元々は仏教の言葉だそうです。

仏教的な意味合いは
「釈迦が煩悩が渦巻く輪廻の世界から解脱(げだつ)し
悟りを開いた涅槃(ねはん)の境地に達すること」とのこと。

「彼岸」は悟りの境地に達した仏様の世界ということになり
ここに日本の自然観、風習、ご先祖様を大切にする思い
などが結びついて、三途の川を挟んだ向こう岸を
「お彼岸」と表すようになったそうです。

涅槃(ねはん)とは、お釈迦様が入滅する姿を
あらわしており
釈迦入滅の様子を描いた絵画を
涅槃図(ねはんず)と呼び
釈迦を中心に菩薩(ぼさつ)や僧侶ら人間のほか
動物に至るまで嘆き悲しむ情景が描かれています。

谷村美術館には、菩薩や観音と呼ばれる仏像が
展示されております。

大観音像

当美術館のために作られた
「金剛王菩薩(こんごうおうぼさつ)」という仏像も
展示されております。

 お彼岸と仏像は縁が深いようですね。
このお彼岸は
ぜひ谷村美術館へ足を運んでみられては
いかがでしょうか。

いつもたくさんのご来園ありがとうございます。


(K)


【翡翠園、玉翠園・谷村美術館HP http://gyokusuien.jp/ 

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