本日春分の日を迎え
毎日暖かくなって参りましたが
みなさまいかがお過ごしでしょうか?
春分は、昼と夜の長さが等しくなり
本格的な春の到来を告げる日と考えられています。
そしてお彼岸の中日にあたります。
春分の日を中日として前後3日
合わせて7日間を「彼岸」と言います。
「彼岸」は元々は仏教の言葉だそうです。
仏教的な意味合いは
「釈迦が煩悩が渦巻く輪廻の世界から解脱(げだつ)し
悟りを開いた涅槃(ねはん)の境地に達すること」とのこと。
「彼岸」は悟りの境地に達した仏様の世界ということになり
ここに日本の自然観、風習、ご先祖様を大切にする思い
などが結びついて、三途の川を挟んだ向こう岸を
「お彼岸」と表すようになったそうです。
涅槃(ねはん)とは、お釈迦様が入滅する姿を
あらわしており
釈迦入滅の様子を描いた絵画を
涅槃図(ねはんず)と呼び
釈迦を中心に菩薩(ぼさつ)や僧侶ら人間のほか
動物に至るまで嘆き悲しむ情景が描かれています。
谷村美術館には、菩薩や観音と呼ばれる仏像が
展示されております。
大観音像 |
当美術館のために作られた
「金剛王菩薩(こんごうおうぼさつ)」という仏像も
展示されております。
お彼岸と仏像は縁が深いようですね。
このお彼岸は
ぜひ谷村美術館へ足を運んでみられては
いかがでしょうか。
いつもたくさんのご来園ありがとうございます。
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