鳥の鳴く声も日増しに増えてきました。
数日好天が続き、空気も清々しい今日の美術館です。
手ブレ動画になってしまいましたが…💦
様々な鳥たちのさえずりをお楽しみください。
今日は、二十四節気で『清明』という節気にあたります。
「清明」とは、万物が清らかで生き生きとした様子を表す
「清浄明潔」という言葉を訳した季語だそうです。
また、1年の気候をさらに細かく分類した「七十二候」では
「玄鳥至(つばめきたる)」と「鴻雁北(こうがんかえる)」の
ちょうど中間の時期にあたります。
冬の間、暖かい国で過ごしていたツバメが、
海を渡って日本にやってくる頃を表すのが「玄鳥至」
冬の間を日本で過ごした雁が、
北のシベリアへ帰っていく頃を表すのが「鴻雁北」となります。
翡翠園や玉翠園にも、一年を通してたくさんの鳥達が訪れます。
運が良ければ、カワセミに出会える時があるかもしれませんよ。
カワセミは「渓流の宝石」「空飛ぶ宝石」とも呼ばれる美しい鳥で、
糸魚川では1年を通して水辺に生息しています。
糸魚川の市の石であり、また日本の国石でもある「翡翠(ひすい)」の名は、
このカワセミの色に由来しています。
翡翠園では、70tのコバルトヒスイの原石や、
ヒスイをはじめとした美しい鉱物の彫刻品をご覧いただけます。
また玉翠園ホールでは、
ヒスイの原石で作られた大きなテーブルで
庭を眺めながらゆっくりお過ごしいただくことができます。
ヒスイに出会いに、また、鳥達のさえずりを楽しみに。
どうぞ、春の庭園・美術館へおいでください。
(S)
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