このお盆の期間中、各方面から
翡翠園、玉翠園・谷村美術館に
お越しいただきありがとうございました。
糸魚川のヒスイに関心のある方も
いらっしゃったので、ヒスイのことを
紹介いたします。
翡翠園にあるコバルトヒスイ
糸魚川からヒスイが産出されると
わかったのは昭和の時代。
長い日本史から見れば、ごく最近の
話になります。
それまで日本国内ではヒスイは産出
されないとされていました。
昭和に調査し発見されたことによって
それまでの学説を覆す
大きな転機となりました。
そんなヒスイですが、糸魚川に
住んでいた当時の人達の身近な
生活の中に存在していました。
ヒスイは普通の石に比べて
とても重たい石です。
当時の人達はヒスイの重さを効果的に
利用して漬物石や風で物が
飛ばされないようおさえたり、
重しとして大活躍していました。
今では笑い話ですが、当時は
ヒスイだとはわかりませんでしたからね。
このヒスイは50㎝×50㎝くらいの大きさが
ありますが、もはや持ち上げることは不可能です。
ヒスイに興味がある方は
ヒスイ史も面白いので、糸魚川に来た際は
ぜひ調べてみて下さい。
(H)
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