日中も寒い日が増えてきましたね。
暖房器具を準備したり、
冬タイヤの交換をしたり、
少しずつ冬の準備を始めた方が
多いのではないでしょうか?
さて、本日11月28日は
語呂合わせで『いい庭の日』ですので、
今回は、造園家 中根金作氏を
ご紹介させていただきます。
中根金作氏は
「昭和の小堀遠州」と称えられた
造園家、作庭家です。
※小堀遠州(小堀政一)は、
安土桃山時代から江戸時代前期にかけて
活躍した作庭家です。
中根氏は
日本国内、そして海外にも
数多くの庭園を造り、
その数は300近くあるそうです。
国内の代表的な作品は
京都府の城南宮、
大阪府の大仙公園、福岡県の大濠公園、
島根県の足立美術館の庭園などがあります。
城南宮 |
大仙公園 |
海外では、
アメリカのボストン美術館 天心園、
シンガポールのジュロン・タウン
日本庭園 星和園などです。
天心園 |
星和園 |
中根氏は、庭園を造るだけでなく
金閣寺庭園、兼六園、三宝院庭園
など40ヶ所あまりの古庭園の
根本修理の他、各種調査を行い、
文化財保護にも努めていたそうです。
また、大阪芸術大学長、浪速短期大学長を
歴任しました。
そんな中根氏が手掛けた2つの庭園が
糸魚川市にあります。
回遊式庭園「翡翠園」
鑑賞式庭園「玉翠園」
(昨年撮影) |
どちらも四季折々の景色を
楽しむことができる日本庭園です。
今の季節は、雪吊りの庭園をご覧いただけます。
ぜひお越しください。
翡翠園は12月~3月上旬まで
冬期休園となります。
また、玉翠園・谷村美術館も
同期間、毎週火曜日が定休日となり、
12/29~翌年1/3まで休園いたしますので、
ご来園の際はお気を付けください。
詳しくはこちらをご覧ください。
寒い日が続きますが、
皆様お身体に気を付けてお過ごしください。
(M)
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