お盆が過ぎ夜が涼しくなって参りました。
だんだんと秋に向かう気配がします。
今回は谷村美術館のご紹介をさせて頂きます。
設計者はとても著名な建築家
村野藤吾氏です。
91歳の時に設計を引き受けて下さり
92歳で完成した村野氏最晩年の建物です。
まずは入口回廊の模型から。
美術館の設計変更が
こちらの模型によって行われました。
現在も当時のものが置かれています。
「ここをこうして欲しい」と言われればそのように
「天候によって色の感じが違う」と言われれば
そのように直しました。
また敷地周辺の一木一草が
村野氏の指示ですべて配置されました。
敷地内の庭石も同様で
美術館南側の大きな石が3分の2くらい
地面の下に埋まっています。
石好きだったオーナーの谷村氏は
石の形を丸ごと見せたかったそうですが
村野氏の指示で今の状態になりました。
村野氏のこだわりの詰まった美術館。
ぜひご鑑賞ください。
(K)
0 件のコメント:
コメントを投稿