ありがとうございます~

2023年3月23日木曜日

春彼岸

玉翠園ホールの修繕が終わり

朝はいっそう美しく水面を映しております。




21日は祝日で「春分の日」でした。

昨年と比べると今年はとても暖かくなりました。





お墓参りに行かれた方も

いらっしゃるのではないでしょうか。


お彼岸にお供えするものと言えば

ぼたもちとおはぎですが

なぜ2つも名称があるのか

疑問に思ったことはありませんか?

実はお彼岸ならではの理由があるそうです。


春のお彼岸には「ぼたもち」をお供えします。

牡丹の花が咲く頃にお供えするので

ぼたもちと言います。

春に収穫された小豆は

皮が固くて食べられないとの理由で

こしあんで作ったそうです。


また秋のお彼岸には「おはぎ」をお供えします。

秋には萩の花が咲くため

おはぎと言います。

秋の小豆は柔らかく皮まで食べられるそうで

つぶあんにしたと言われています。


小豆の赤い色は

邪気を払う力があると考えられていたため

お彼岸のお供えに好ましい

縁起の良い食べ物とされました。


お供えしたものは

「おさがり」として食べることが一般的ですが

おさがりを頂くと風邪を引かないと言われ

縁起物とされている地域もあるそうです。



いつもご来園ありがとうございます。

みなさまのお越しをお待ちしております。

(K)

【翡翠園、玉翠園・谷村美術館HP http://gyokusuien.jp/】 


2023年3月16日木曜日

散策と鑑賞のお供に


3月もあっという間に後半となりました。

只今休園中の翡翠園は、4月1日(土)にオープン予定です。


新年度に向けて作成していた『翡翠園散策マップ』が、

この程完成しました。


これまで受付カウンターに設置していた『翡翠園MAP』を

大幅に加筆、

庭園や作庭家に関する基本情報のほか

翡翠園内の見どころ、

月ごとに見られる植物も計30種を記載して

1年を通してお楽しみいただける内容になりました。

受付時にパンフレットと一緒にお渡しいたします。

散策のお供に、ぜひご利用ください。

(英語版も4月に同時発行予定です。)


また玉翠園のマップは

これまで3か国語でご用意していたものに、

新たにフランス語版も加わりました。


「あとはネイティブの方にチェックしていただくだけ」

というところまで作成していたものを、

先日お客様として来園くださったフランスの方が

急遽校正確認を申し出てくださり、

その方のお力添えによって完成したものです。


この場を借りて改めて御礼申し上げます。

H Iwanaga 様

その節は、誠にありがとうございました。

またのご来園を、一同心よりお待ちしております‼


今後も外国語版を少しずつ増やしていきたい所存です。

(「○○語版があるといいのに…」というご意見がありましたら、

スタッフにお伝えいただけますと幸いです。

時間はかかるかもしれませんが、

出来る限り対応させていただきたいと思います。)

沢山の方に、施設を楽しんでいただけたらと思っています。


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玉翠園ホールの工事もほとんど終わり、

18日(土)からは通常営業いたします。

皆様のお越しを、心よりお待ちしております。


(S)

【翡翠園、玉翠園・谷村美術館HP http://gyokusuien.jp/

2023年3月11日土曜日

春の匂い

2011年3月11日に起きた東日本大震災から

今日で12年が経ちました。

 この大震災を忘れないために、

3/11は複数の記念日が制定されております。


今生きている人たちが小さな一歩を

踏み出そうとすることを

愛を持って応援する「おうえんの日」、


防災用品や防災食を

大切な人に贈る「おくる防災の日」、


震災で学んだことを風化させないため、

いつ起こるか分からない災害に備えるため、 

命の尊さ、命の大切さを尊ぶ「いのちの日」。


色々な記念日が制定されていることからも、

東日本大震災の影響の大きさが分かります。

普段じっくりと考えることのない「命」について

一度ゆっくり考えてみるのも良いかもしれません。



さて、最近は暖かい日が多くなり、

春らしい気候が続いております。

今年は花粉もたくさん飛んでいるようなので、

花粉症の方は十分対策をしてお出かけください。



3/10(金)~3/18(土)は

玉翠園ホールの工事を行っております。

そのため、玉翠園はご利用いただけません。

ご迷惑をおかけいたしますが、

ご理解とご協力をお願いいたします。


谷村美術館・玉翠園ショップは

通常通り営業しております。

この機会に色々な角度からじっくりと、

美術館や庭園をお楽しみいただけたらと思います。


谷村美術館の入口回廊からは

黒姫山を見ることができます。

写真では少し分かりずらいですが、

晴れている日の黒姫山はとても綺麗です。


東屋から見る庭園は、

建物の中から見る景色とは違った

景色をお楽しみいただけます。


4/1より翡翠園も開園いたします。

春は色々なお花が咲き、

華やかな庭園をお楽しみいただけると思います。

皆様のお越しをお待ちしております。


いつもたくさんのご来園ありがとうございます。



(I)

【翡翠園、玉翠園・谷村美術館HP http://gyokusuien.jp/】 



2023年3月3日金曜日

3月・ひな祭り

3月に入り、春らしい日差しが入ってきました。
玉翠園の天井には、池の光が反射し、
水面が揺れるたびに、景色が変わって見えます。





3月は弥生。
「弥」はいよいよ、
「生」は生い茂るという意味があり、
草木がいよいよ生い茂る月ということだそうです。

玉翠園では梅の花が日に日に花の数を増やし、
春の訪れを知らせてくれています。

玉翠園・白梅

玉翠園・紅梅


さて、本日3月3日はひな祭りですね。

旧暦の3月3日は、
現在の3月上旬から4月中旬。
ちょうど桃の花が咲く季節なので、
上巳の節句は「桃の節句」とも呼ばれています。


桃の木は、
中国では病魔や厄災を寄せつけない
不老長寿の仙木とされ、
節分にも桃の木の弓で
鬼を追い払う儀式があったほど。
桃はとても縁起のいい植物だそうです。

※玉翠園に桃の木はございません。

ひな人形には、
娘の厄を引き受ける役目があるため、
災いがふりかからず、
美しく成長して幸せな人生を送れるように
という願いが込められているそうです。

ひな人形を飾って、
この日ならではの食べものをいただきながら、
行事の意味や由来を知るという日にするのも
いいかもしれません。


ひとつひとつに意味があることが分かると、
何気なくふれていた物事に、興味を持つことができます。
日本の伝統行事を知る良い機会にしたいですね。

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現在、冬期休園中の翡翠園は
4月1日(土)オープン予定です。

玉翠園・谷村美術館は通常通り営業しております。
(毎週火曜日は定休日(祝日の場合翌平日))

翡翠園・紅梅 (昨年春撮影)


いつもご来園いただきありがとうございます。

皆様のお越しをお待ちしております。



(M)

【翡翠園、玉翠園・谷村美術館HP http://gyokusuien.jp/】