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2025年10月10日金曜日

雨の日の美術館

ひと雨ごとに秋が深まり
酷暑と言っていた季節が
 随分と前のことのように
感じられるようになりました。

朝晩もだいぶ涼しくなり
最近は傘の出番も多くなりましたね。
 雨の日はなんだか外に出るのも億劫になってしまいますが 

 そんな時こそ美術館! 

 実は谷村美術館には
雨の日だからこその楽しみがいっぱい。
 今日は 雨の日の美術館の楽しみ方についてお話します。 

 雨のにおいや雨が葉を打つ音を感じながら
 美術館入口をぬけると
いつもと違った表情の
濡れた石や庭園の緑が
色濃くどっしりと迎えてくれます。


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美術館入口までの回廊の屋根は
雨といがないため
雨のしずくが屋根をつたって落ちる光景を
楽しむことができます。



また、その雨音をBGMに回廊を歩くのも
心が落ち着きます。

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美術館を出た後 
「聖観音」のお部屋外観横に目をやると
壁が雨水で黒ずんでいます。
これはあえて溝を作り
雨水が流れるようにしてあるためです。


村野藤吾先生は
建物ができたときが完成ではなく
時が経ち汚れることで完成していく
「経年変化」を期待しました。

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 また、屋根から落ちる雨粒が地面の石を洗い
白い一本の線ができていますが
雨の日はこの線がよりはっきり見えます。

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出口回廊を出て飛び石を歩いていると
晴れの日には気づくことのない
隠れたハートを見つけることも
雨の日ならではの発見です。



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室内から見ていただく鑑賞式庭園の玉翆園で
あたたかいお飲みものを飲みながら
心も身体もあたたまってください。

ショップではアクセサリーやストラップなど
1点もののオリジナル商品もございますので
是非お気に入りを見つけてください。


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雨の日は地面が滑りやすくなっていますので
足元には十分お気をつけください。

皆さまのご来館、ご来園を
心よりお待ちしております。


(T)


【翡翠園、玉翠園・谷村美術館HP http://gyokusuien.jp/】 




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