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2021年2月7日日曜日

建築家 村野藤吾氏のこだわり

今朝の玉翠園は、日差しが出て

とても綺麗でした。


今日は、谷村美術館を作る際に

建築家・村野藤吾先生が拘られた所を

ご紹介したいと思います。


回廊の柱には、腐りにくく丈夫で長持ちすると言われている

栗(くり)の木を使用しております。


村野先生は、すべて同じだと単調だということで

変化をつけるため、現場で丸い柱に変更されました。

入口回廊に一本、出口回廊に一本

四角い柱の中に、計二本だけ

丸い柱が混ざっております。


入口回廊

出口回廊

そして、柱の根元の土台も
同じように天然石に変更した所が
三ヵ所ございます。

こちらは沓石(くついし)と言いまして
オーナーの谷村繁雄氏が石好きだったこともあり
天然石に変更されました。

一ヵ所目の沓石

二ヵ所目の沓石

三ヵ所目の沓石

このように、とても拘りのつまった美術館へ
ぜひ足を運ばれてみてはいかがでしょうか。


スタッフ一同
皆様のお越しをお待ちしております。

いつもたくさんのご来園ありがとうございます。

(K)


【翡翠園、玉翠園・谷村美術館HP http://gyokusuien.jp/ 

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